学生を評価する

今年の春から大学教員になった私にとって

 

学生を 「評価する」 のが、実はとても難しい。

 

 

というのも、なるべく日ごろから他人を 「評価しない」 で生きようとしてきたので

 

学生の 成績 とはいえ、評価を点数化し、ほかの教員から同意を得られるよう

 

評価の理由を述べる というのは、作業的にも気持ち的にも難しさを感じます。

 

 

例えば

 

「学生のAさんは 考察の深め方や分析の仕方はまだ浅く

学問的には目標には到達していません。

ですが、相手の立場に立ち、その状況を真摯に受け止め、

自分なりになんとか打破しようとする姿勢が見られたので

差し引きして C評価とします。」

 

のようなことを言うわけですが、

 

自分自身が人間としてまだ未熟なのに、何を偉そうに人のことを

 

ペラペラ言っちゃってるんだわたしは。

 

という軽い自己嫌悪に襲われることもあるわけです。

 

 

 

しかも、成績評価は一生残るものですので

 

もしかすると就職やその学生の将来に

 

何かしらの影響を与える可能性も0ではなく。。。。

 

 

 

自分が学生を指導するスキルにもまだ確信がもてないため

 

「もっと熟達した能力の高い先生に指導してもらえていたなら

この学生の才能も開花したのではないだろうか。。。」

 

などと考え出すと、もやもやのトンネルに入り込んでしまうわけです。

 

        

 

 

そんなこんなで、学生が夏休みの間も教員は悶々しながら

 

冷房の節約された研究室で、仕事をしております。

 

 

 

もやもや吹き飛ばして

さわやかに頑張りたい夏の朝に!

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